タイトルを書き、一度消したあとに
「日記の中だけは、いい歳して、と思うのはやめよう」
と思い直してまた書いた。
この歳になると言い訳が必要だから大変だ。
離婚をして晴れて独身になったけれど
しばらくはまったく恋愛に関心が持てなかった。
「子供と楽しく二人で暮らせばいい」
「誰かを好きになって傷つきたくない」
「ひとりの時間がほしい」
その頃は私の『役割』たちが次々と声を上げて
いまが一番幸せだと思い込んでいたような気がする。
ただ私は結婚をしている時から
「自分は結婚に向いているのか、いないのか」を
ふと考えることが度々あった。
人間は誰だって欠点だらけなのに
人生を添い遂げることができるのが不思議でたまらなかった。
相手を受け入れる器量と、受け入れたいと思う愛情が
私にはなかったのか。
それとも別の誰かとなら育まれるものなのか。
いつからか それをはっきりさせたくなり
婚活アプリを試しに入れ、長い苦行の末
幸いにも今の彼と出会った次第だ。
（子育ての隙を見て何人もとやり取りを重ね、
この人なら会っても事件性にはならなさそうと判断できたら
顔を合わせ、ご縁がなければまたやり取りして…私には大変な苦行だった。笑）
これからも 私にとってのいちばんは息子だから
時間も心のリソースも限られてしまうけど、
お互いにいい関係でいるために彼のことをもっと知ろうと
努力したいし、その先に長年の疑問の答えがあればいいなと
今はただ思っている。
※参考
結婚に向き、不向きはある？結婚に向かない人の特徴と、その処方箋
