予約した時間に到着すると
コンコースにはすでに長い列。
スタッフの説明に気もそぞろ、
順番に3番線ホームへと上がると
餃子のオブジェの奥から良い香りがふわっと漂います。
すでに焼き始めているテーブルを横目に
1パック(12個)の冷凍餃子と飲み物を購入。
いそいそと席へ向かうと
コンロとフライパンが用意されていました。
彼「母の腕前を見せてくれるんでしょ?」
私「ここは男の焼き奉行っぷりが見たい」
互い譲らぬ姿勢で餃子をノロノロと並べる私たちに
「1時間しかないので2人分一気に焼いちゃいましょう!」
と、スタッフの方に促されるまま加熱スタート。
私「・・・まだですよね?」
彼「周りに羽っぽいのできてません・・・?」
スタッフ「えっと、まだです。もうちょっと」
食欲をそそる香りに、まだ水分も飛んでないうちから
何度も確認してくる大人たちと
遠慮がちに頃合いを見計らうスタッフの男の子(笑)
そして「そろそろいいですよ~」の合図で最大の見せ場到来。
彼「やった!綺麗じゃない?」
私「いいじゃん、めっちゃ上手!」
お皿いっぱいに敷き詰められたそのビジュアルに
食欲はピークに到達。せーの、かんぱーーーい!!
絶妙な焦げ目がついた餃子を
たっぷりの胡椒を入れた酢にくぐらせて・・・
んんんんまーーーーっ!!!
パリッとした薄皮からジューシーな具が
ギュワッと口に広がり、私も彼も進む箸が止まらず。
ひとりで1パック間食したのも人生で初めてでした。
やるじゃん、味の素!
「冷凍餃子がフライパンに張り付いてしまう」
そんなSNSの投稿に
全国のお家からフライパンをかき集め
検証と改良を重ねて「水と油なしで焼けちゃう」を
実現したとのこと。
奉行に任せた私が言うと説得力に欠けるけれど
短い時間で美味しい餃子が作れる上に
「その出来栄えに思わずテンションが上がる」
こと間違いなかったので、そそられた方はご自宅でもぜひ。
※参考
【AJINOMOTO】使い込んだフライパンでも綺麗に焼けるギョーザの検証に向けたお願い
企業の投稿が44万いいね! 冷凍餃子の#手間抜き論争が大きく話題化した理由