漫画を読む時間は至福だ。
好きな作品は沢山あるが
作者の名前を見てつい手に取ってしまうのが
南Ｑ太さんだ。
これもあれもと紹介したいところだが
代表的なものだと
「さよならみどりちゃん」だろうか。
90年代、まだ出始めの星野真里と
西島秀俊をキャストに映画化もされている。
（あの西島さんがそれはもう尻軽なクズっぷりを
見事に演じていて、その色気がまた堪らない）
先生の作品との出会いは、学生時代
めったに入らない喫茶店の本棚だったと思う。
当時女子とばかりつるんでいた私に
性を教えてくれたのも、
社会人になったばかりの私に
悪い男を教えてくれたのも、
家庭を持った私に
心の割り切り方を教えてくれたのも
先生と言ってもいい。どの作品も心のバイブルだ。
先日、そんな雲の上の存在と
直接お会いできるチャンスが訪れた。
きっかけはＸ（旧Twit・・・もういいか）の
タイムライン。先生の熱烈なファンの方が
自身の経営するお店にて
小さなサイン会を催す知らせだった。
そんな千載一遇のチャンスに
前のめりでＤＭしたところ見事に夢が叶った。
サイン会、というものに私は勝手に
流れ作業のように一言だけ交わすスタイルを
イメージしていたが、実際には
カウンターの奥に座る先生と
ひとしきりお話することができた。
ダメもとでお願いした握手まで
快く交わして頂いたりと
最高過ぎるファンサービスの数々に
胸が熱くなった1日だった。
それに見合うほどの恩返しはできないが
漫画「ボールアンドチェイン」は
2話までは無料で読めるのでリンクを貼っておく。
離婚を経験した私にはより深く刺さった。
これからの生き方を提案してもらったような、
あとで何度も読み返したくなる本だ。
あと、こちらのAmazonのレビューが
ぜんぶ説明してくれているので参考までに。
